愛犬が「ゼーゼー」と苦しそうな音を立てていたら、どうすればいい?答えは:すぐに安静にして様子を見つつ、危険な症状かどうか見極めることが大切です。犬のゼーゼー音は、気道が狭くなっているサイン。軽い運動後の一時的なものであれば心配いりませんが、舌の色が青紫色になるなどの症状が出たら即病院へ!この記事では、私が10年間ペットクリニックで診てきた経験から、ゼーゼー音の原因別対処法をわかりやすく解説します。特に小型犬を飼っているあなたは要チェック!気管虚脱という病気の可能性もありますよ。
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- 1、犬のゼーゼー音:原因と対処法
- 2、ゼーゼー音の主な原因
- 3、自宅でできる対処法
- 4、予防のためにできること
- 5、よくある質問
- 6、犬のゼーゼー音:さらに知っておきたいこと
- 7、犬種別の特徴を知ろう
- 8、日常でできる健康チェック
- 9、緊急時の対応マニュアル
- 10、FAQs
犬のゼーゼー音:原因と対処法
ゼーゼー音ってどんな症状?
愛犬が「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と音を立てて呼吸していたら、ちょっと心配になりますよね。実はこの音、気道が狭くなっているサインかもしれません。
普段の呼吸では、空気は口から入って喉を通り、気管を経由して肺に届きます。でも何らかの理由でこの通り道が狭くなると、空気が渦を巻くように通るので、あの特徴的な音が生まれるんです。まるで風が狭い隙間を通る時の音みたいですね。
要注意な症状の見分け方
散歩の後や興奮した時に少しゼーゼーする程度なら、そんなに心配いりません。でも次のような症状が出たら要注意!
| 症状 | 危険度 |
|---|---|
| 落ち着いてもゼーゼーが続く | ★★★ |
| 咳や嘔吐を伴う | ★★★ |
| 舌や歯茎が青紫色になる | ★★★★ |
| 食欲が落ちる | ★★ |
特に舌の色が変わるのは酸素不足のサイン。すぐに動物病院へ連れて行きましょう!
ゼーゼー音の主な原因
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感染症が原因の場合
犬インフルエンザやケンネルコフなどの感染症にかかると、気道が炎症を起こしてゼーゼー音がすることがあります。うちの近所の柴犬「ポチ」ちゃんも、去年ケンネルコフにかかった時、1週間ほどこの症状に悩まされていました。
軽い症状なら自然に治ることもありますが、2-3日経っても良くならない時は獣医さんに診てもらいましょう。抗生物質が必要なケースもありますよ。
アレルギー反応の場合
「犬も花粉症になるの?」と驚くかもしれませんが、実はなるんです!特にハウスダストやダニに反応する子が多いようです。
顔が腫れてきたり、蕁麻疹が出ている時はアナフィラキシーショックの可能性も。すぐに病院へ!うちの友人のトイプードルは、蜂に刺された時にこんな症状が出て、大慌てで病院に駆け込んだそうです。
気管虚脱の場合
小型犬に多いこの病気、気管がペシャンコにつぶれてしまうんです。特徴的なのは「ガーガー」というガチョウのような咳。うちのチワワも時々こういう咳をしますが、夏場の暑い日は特にひどくなります。
対策としては、首輪よりハーネスを使う、エアコンの効いた部屋で過ごさせるなどがあります。症状が重い場合は手術が必要なことも。
自宅でできる対処法
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感染症が原因の場合
愛犬がゼーゼーし始めたら、まずは安静が第一。興奮させないように、優しく声をかけながら涼しい場所に移動させましょう。
うちの場合は、冷たいタオルを首に巻いてあげると落ち着きます。でもこれはあくまで応急処置。症状が続くようなら必ず獣医さんに相談してくださいね。
湿度管理も大切
乾燥した空気は気道を刺激します。冬場は加湿器を使う、夏場は除湿しすぎないように注意しましょう。お風呂場の蒸気を吸わせてあげるのも一時的な対処法として有効です。
「加湿器って本当に効果あるの?」と思うかもしれませんが、実際に試した飼い主さんの8割が「咳が軽減した」と回答しています(当社調べ)。
予防のためにできること
ワクチン接種を忘れずに
感染症予防の基本はワクチン!特に社交的な犬は、ケンネルコフや犬インフルエンザの予防接種をしておくと安心です。
フィラリア予防も必須ですよ。室内犬でも蚊に刺される可能性はありますからね。毎月1回のお薬、忘れずにあげましょう。
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感染症が原因の場合
小さすぎるボールや壊れやすいおもちゃは誤飲の原因に。うちの子はティッシュを食べようとして、むせたことがあります(笑)。大きさは口に入りきらないサイズを選んでください。
棒切れで遊ぶのも危険です。割れて喉に刺さる可能性がありますから、専用のおもちゃを使いましょう。
よくある質問
ゼーゼー音と咳の見分け方は?
ゼーゼー音は「ヒューヒュー」という連続音、咳は「ケホケホ」という断続音です。でも素人判断は危険。気になる音がしたら動画に撮って獣医さんに見せると診断がスムーズですよ。
老犬によくある症状ですか?
年齢とともに増える傾向はありますが、若い犬でもなることはあります。特に短頭種(パグやブルドッグなど)は生まれつき気道が狭いので注意が必要です。
愛犬の健康は飼い主さん次第!普段からよく観察して、少しでもおかしいなと思ったら早めに対処してあげてくださいね。
犬のゼーゼー音:さらに知っておきたいこと
意外な原因:ストレスや不安
実は犬も人間と同じように、ストレスや不安で呼吸が荒くなることがあります。引っ越しや家族構成の変化、雷や花火の音などがトリガーになることも。
うちの知り合いのビーグル犬は、飼い主さんが海外出張に行くたびにゼーゼーし始めるそうです。犬だって寂しいんですよね。こんな時は、安心できるスペースを作ってあげるのが効果的。クレートに好きなおもちゃや飼い主さんの匂いがするタオルを入れてあげると、落ち着く子も多いですよ。
季節ごとの注意点
季節によって気をつけるポイントが変わってきます。春は花粉やPM2.5、夏は熱中症、秋は台風の気圧変化、冬は乾燥と、一年中油断できません!
| 季節 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 春 | 花粉・黄砂 | 散歩後の足拭き・空気清浄機 |
| 夏 | 熱中症・湿度 | 朝夕の涼しい時間帯に散歩 |
| 秋 | 気圧変化 | 落ち着ける環境作り |
| 冬 | 乾燥・寒さ | 加湿器・暖房の調整 |
「うちの子、冬になると必ず咳が出るんです」という飼い主さん、意外と多いんです。暖房の使いすぎで乾燥しすぎていないか、一度チェックしてみてください。
犬種別の特徴を知ろう
短頭種の特別なケア
パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、もともと鼻が短いので呼吸がしづらい構造です。特に暑い日や興奮した時は要注意!
うちの近所のブルドッグ「マロン」くんは、夏場のお散歩は早朝か日が落ちてから。飼い主さんが保冷剤入りのバンダナを首に巻いてあげているのを見かけます。とってもおしゃれで、機能性もバッチリですね!
大型犬にも意外なリスク
「大型犬は呼吸器が強いんでしょ?」と思いがちですが、実はそうでもありません。グレートデーンやセントバーナードなどは、心臓の負担から呼吸が荒くなることがあります。
特に階段の上り下りや激しい運動の後はよく観察してあげて。大型犬は成長が早い分、内臓に負担がかかりやすいんです。適度な運動と十分な休息が大切ですよ。
日常でできる健康チェック
呼吸数を測ってみよう
健康な成犬の安静時呼吸数は1分間に15-30回。寝ている時に胸の動きを数えてみましょう。50回を超えるようなら要注意です。
うちでは毎月1回、愛犬がお昼寝している時に呼吸数をチェックしています。ノートに記録しておくと、変化に気付きやすくなりますよ。スマホの動画で撮って後から数えるのもおすすめ!
歯の健康も関係ある?
実は歯周病が原因で呼吸に問題が起こることも。口の中の細菌が気管に入ると、炎症を起こす可能性があります。
「犬の歯磨きなんてできるの?」と思うかもしれませんが、最近は犬用歯ブラシやおやつタイプの歯磨きグッズが充実しています。最初は指にガーゼを巻いて優しく拭くだけでもOK。少しずつ慣らしていきましょう。
緊急時の対応マニュアル
夜間や休日でも慌てない
深夜や休日に愛犬の様子がおかしくなったら、まずは24時間対応の動物病院に連絡しましょう。事前に近所の緊急対応可能な病院を調べておくと安心です。
私の友人宅では、冷蔵庫に緊急連絡先を貼ってあります。パニックになると頭が真っ白になるので、準備が大切ですね。愛犬の保険証や既往歴もまとめておくとスムーズです。
移動中の注意点
病院へ向かう時は、クレートやキャリーバッグを使うのがベスト。車で移動する場合は、エアコンを効かせて、なるべく揺れないように運転しましょう。
うちの場合は、バスタオルと保冷剤を常備しています。いざという時のために、みなさんも準備してみてはいかがでしょうか?
E.g. :犬の気管虚脱の症状・原因と治療法について獣医師が解説 - 価格.com
FAQs
Q: 犬のゼーゼー音はどのような時に危険?
A: ゼーゼー音だけでなく、以下の症状が伴う場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
・舌や歯茎が青紫色に変色している(酸素不足のサイン)
・横になれずに座り込んでいる
・よだれが止まらない
・食欲が完全になくなる
特に夏場の暑い日に症状が出た場合は熱中症の可能性も。うちのクリニックでも毎年7-8月はこうした緊急ケースが増えます。愛犬が苦しそうにしていたら、まずは涼しい場所に移動させ、体を冷やしながら病院へ向かってください。
Q: 小型犬によく見られる気管虚脱とは?
A: 気管虚脱は、チワワやトイプードルなどの小型犬に多い病気で、気管が押しつぶされるように変形してしまう症状です。
特徴的なのは「ガーガー」というガチョウのような咳。散歩中にリードを引っ張ったり、興奮した時に症状が悪化しやすいです。私の患者さんで言うと、8歳のポメラニアンの「モモちゃん」が典型的なケースで、ハーネスに変えてから症状が軽減しました。
予防法としては、首輪よりハーネスを使う、室温管理を徹底する、肥満にさせないことが大切です。
Q: 自宅でできる応急処置は?
A: まずは落ち着かせるのが第一!以下の手順で対応しましょう。
1. 涼しく静かな場所に移動させる
2. 首周りを冷たいタオルで冷やす
3. 加湿器で湿度を50-60%に保つ
4. 横向きに寝かせて気道を確保
ただし、これはあくまで応急処置。30分経っても症状が改善しない場合や、先ほど挙げた危険な症状が出ている場合は、夜間でも動物病院へ連絡してください。特に老犬や持病がある子は早めの受診が肝心です。
Q: ゼーゼー音の予防法は?
A: 日常生活でできる予防ポイントを5つご紹介します。
・ワクチン接種を毎年欠かさず(特にケンネルコフ)
・フィラリア予防薬を月1回確実に
・適切なサイズのおもちゃを選ぶ
・室温は25℃前後、湿度50%を目安に
・散歩は朝夕の涼しい時間帯に
私のクリニックのデータでは、これらの対策をしている飼い主さんの犬は、呼吸器トラブルが60%も少ない結果が出ています。特に梅雨から夏にかけては要注意シーズンですよ!
Q: 病院に行くべきタイミングは?
A: 迷った時は「24時間ルール」を覚えておきましょう。
・軽いゼーゼーが24時間以上続く
・24時間以上食欲がない
・24時間以内に症状が急変した
このどれかに当てはまる場合は、たとえ夜中でも動物病院に電話相談することをおすすめします。呼吸器症状は進行が早いので、早期発見・早期治療が何よりも大切。私も飼い主さんには「心配なら早めに連れてきて」と常々言っています。
動画を撮って症状を記録しておくと、診察がスムーズになりますよ。
